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ユッカヌフィー(四日の日)のハーリー

2021/12/07更新

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タウンネット ユッカヌフィー(四日の日)のハーリー

ユッカヌフィー

ユッカヌ・フィーとは、四日の日、旧暦で5月4日の事です。
ユッカヌフィーには子供におもちゃを買ってあげたり、ハーリー(爬竜船競漕)が行われたりします。
糸満や中北部は旧暦の5月4日にハーリーなどを行いますが、那覇市は観光客にも見てもらいたいという意図で新暦の5月5日にゴールデンウィークの目玉行事の一つとして開催しています。

ユッカヌフィー(ユッカヌヒー)のハーリー

ユッカヌフィーのハーリーの由来ですが、いくつか説があります。
36姓説、長浜太夫説、汪応祖説の3つがが主な説です。また、豊見城には「ハーリー由来まつり」として、那覇ハーリーと豊見城ハーリの成功と五穀豊穣の祈願として歌や空手が奉納される古式行事があります。
ハーリーの由来は様々ですが、豊漁祈願や厄払いの目的とされています。また、昔から糸満のハーレー鉦が鳴ると梅雨が明けると言われています。

ユッカヌ・フィー(ユッカヌヒー)に食べるお菓子

平麦や緑豆で作ったアマガシ(ぜんざい)に菖蒲の茎をお箸代わりにしたものや、チンピン・ポーポーなどを食べます。
アマガシは、大麦と緑豆や小豆をじっくり煮、黒糖を加えたお菓子です。昔ながらの沖縄の伝統菓子の一つで冷やした状態で食されます。
家庭によっては少量の米麹を入れて発酵させるご家庭もあるようです。ポーポーとチンビンは、サーターアンダギーに並ぶ沖縄の伝統的なお菓子です。
よく沖縄版クレープと紹介されています。小麦粉にベーキングパウダーを加え水で溶いたものを薄く焼き、油味噌を塗りくるくると巻いた白い方がポーポーで、チンビンは生地に黒糖を混ぜ、具がない状態で巻かれています。

最後に…

沖縄で有名な行事といえば那覇ハーリーですが、本来は旧暦行事の一つです。
現在でも各市町村で旧暦近くの土日にお祭りの一つとして行われています。
また、糸満の一部の学校では旧暦の5月4日が平日にあたる場合には「お休み」となる年もあります。

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