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御願解き(ウガンブトゥチ)

2024/01/31更新

タウンネット 御願解き(ウガンブトゥチ)

沖縄旧暦行事 
御願解き(ウガンブトゥチ)

2024年の御願解き(ウガンブトゥチ)は2月3日(土)にあたります。
旧暦の12/24に、火の神様が家庭の一年間の御願を天の神様に報告するため、天の神様の元へ里帰りをするとされています。
火の神様はこの一年間家族にあった記録を香炉の灰の中に隠しているため…とか、灰に神様が宿っているため…等で灰をさわるのがタブーとされていますが、 旧暦12/24の拝みの前に灰の掃除をする日とされています。

掃除の仕方

タウンネット 御願解き(ウガンブトゥチ)

掃除の仕方も様々で、灰に宿った神様が落ちてしまわないようにヒジュルウコー(火を灯していない線香)を依り代にし、新しく整えた灰に移動していただく…など、掃除の仕方は地域に異なるようです。
また、ヒジュルウコーを差すときは、時計回りに三回・拝む(依り代に移る)・半時計回りに三回(ヒジュルウコーに乗り移る)など作法があるようです。

お見送り

タウンネット 御願解き(ウガンブトゥチ)

掃除後に屋敷の御願をし、御願解きをしてお見送りをします。
お見送り時には沖縄線香の拝し方があるようです。
(タヒラ半・三本ウコー・三本ウコー×7で階段等)こちらも地域によって異なるようですが、線香を階段に見立てる場合が多いようです。
悪い事は報告しないようお願いしてお見送りをしましょう。
また、ヒヌカンのお迎えは旧暦の1月4日に行う家庭と、旧暦の年内には迎える家庭があるようです。
もちろんどちらも旧正月はヒヌカンへもお供え物を行うようです。(影膳のように遠く離れた場所にいてもお供えをします)

最期に・・・

御願解きは、日頃相談にのってくれるヒヌカンが一年に一度の天に帰り、報告をする大事な日です。 地域やご家庭によって大きく変わる仏壇事ですが、心をこめて気持ちよく行いたいですね。


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