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2024/01/31更新
沖縄旧暦行事
御願解き(ウガンブトゥチ)
掃除の仕方も様々で、灰に宿った神様が落ちてしまわないようにヒジュルウコー(火を灯していない線香)を依り代にし、新しく整えた灰に移動していただく…など、掃除の仕方は地域に異なるようです。
また、ヒジュルウコーを差すときは、時計回りに三回・拝む(依り代に移る)・半時計回りに三回(ヒジュルウコーに乗り移る)など作法があるようです。
掃除後に屋敷の御願をし、御願解きをしてお見送りをします。
お見送り時には沖縄線香の拝し方があるようです。
(タヒラ半・三本ウコー・三本ウコー×7で階段等)こちらも地域によって異なるようですが、線香を階段に見立てる場合が多いようです。
悪い事は報告しないようお願いしてお見送りをしましょう。
また、ヒヌカンのお迎えは旧暦の1月4日に行う家庭と、旧暦の年内には迎える家庭があるようです。
もちろんどちらも旧正月はヒヌカンへもお供え物を行うようです。(影膳のように遠く離れた場所にいてもお供えをします)
御願解きは、日頃相談にのってくれるヒヌカンが一年に一度の天に帰り、報告をする大事な日です。 地域やご家庭によって大きく変わる仏壇事ですが、心をこめて気持ちよく行いたいですね。