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火の神のお迎え(ヒヌカンウンケー)

2025/01/28更新

タウンネット 火の神のお迎え(ヒヌカンウンケー)

沖縄旧暦行事 
火の神のお迎え(ヒヌカンウンケー)

2025火の神のお迎え(ヒヌカンウンケー)は2月1日(土)にあたります。
旧暦の12/24に、火の神様が家庭の一年間の御願を天の神様に報告するため、天の神様の元へ里帰りをするとされています。
旧暦の1/4は報告を終えた神様が、この世(屋敷)へ戻る日とされています。(ご家庭にもよりますが、戻る日が旧暦の12月30日、1月1日等異なる地域やご家庭もあるようです)
なるべく午前中の早い時間に行うのがよいとされています。
また、ヒヌカンが天へ帰らない地域もあるようです。その場合は御願解き(ウガンブトゥチ)も、ヒヌカンのお迎えもないようです。

準備するもの

タウンネット 火の神のお迎え(ヒヌカンウンケー)

・線香
 ①6本×2、3本の計15本の線香を3セット
 ②3本×7本
・うちゃぬく
・しるかび
・ビンシー(お米・お酒・十円玉3枚)
・お願いごと(祈願)7つ

手順

タウンネット 火の神のお迎え(ヒヌカンウンケー)

①(6本×2、3本 計15本の線香をまとめて1本に見立て)×3セットを香炉の奥の方へ立て、グイスを唱えます。

家族のグイス
新年を迎えました。お迎えする旨をつたえ、今から7本の橋を立てるのでこの橋をお渡りなってたくさんの福と共に家屋敷へお戻りください、そして今年一年の家族の健康と家庭の多くの幸福を拝みます。

7つの祈願
②3本の線香×7本を準備し、1本ごとにお願いごと(祈願)をします。
1本目が1センチ程燃えると2本目、2本目が1センチ程燃えたら3本目と、先の線香が1センチ程燃えたら次々に立てていき、その都度お願いごと(祈願)をします。
このお願い事は屋敷内のお願い事となります。屋敷内で生活する人間に関するお願い事はOKですが、所帯が別の家族に関するお願い事はその家の火の神様にするのがよしとされています。

③ある程度線香が燃えたら、ビンシーから酒・米(3か所から)・塩・お水をそれぞれ少しずつ(一つまみ程度)ヒヌカンへ移し、線香が燃え尽きたら片付けます。

最期に・・・

火の神のお迎え(ヒヌカンウンケー)はたくさんの線香に火を灯します。周りに灰が落ちたりしますので十分注意してください。
また、「うちゃぬく」ですが、御願解き(ウガンブトゥチ)の時期はスーパー等で手に入るようですが、火の神のお迎え(ヒヌカンウンケー)の時期は手に入らない事があるようです。
事前の準備・手配をしていた方が安心です!


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