沖縄旧暦行事 ムーチー - 沖縄総合情報サイト・沖縄観光情報、沖縄タウン情報から沖縄生活・移住情報まで網羅

PC用表示

キーワード検索

沖縄旧暦行事 ムーチー

2021/01/07更新

タウンネット 沖縄旧暦行事 ムーチー

沖縄旧暦行事 
ムーチー

2021年のムーチーは1月20日(水)にあたります。
ムーチーとは、沖縄の伝統あるお菓子の一つです。
旧暦の12月8日に行われる伝統行事で、厄払いや健康祈願をする日です。
月桃(サンニン)の葉に包んで蒸した餅を子供の年の数だけ繋げ、天井からつるして子供が好きな時に自由に食べたりします。
また、この時期の沖縄は寒さがピークになる事があり、「ムーチービーサー(ムーチーの時期の寒さ)」と言われます。
また、赤ちゃんが生まれて初めてのムーチーは「初ムーチー」と言われ、赤ちゃんの健康と長寿を祈り周囲の家にムーチーを配る風習もあります。
この時期ムーチーの予約を受け付けるスーパーや餅屋もあります。
(沖縄県民が愛するジミーでは、チョコチップムーチーなるものが出ております!)

由来-鬼伝説-

タウンネット 沖縄旧暦行事 ムーチー

昔話として語り継がれている話です。
いくつか由来がありますが、子供向けに伝えられている由来を記載します。
ある所に両親を亡くした兄妹が住んでいました。ある時、妹が嫁ぐことになり家を出ると、寂しくなった兄は鬼となってしまい、夜な夜な家畜や子供を食うようになってしまいました。
兄が鬼になったと噂を聞きつけた妹は、鬼となった兄に会い、兄の食事の現場を見て、兄を退治する決意をします。
妹はサンニンの葉に餅を包み、兄に渡す方には鉄釘を入れました。
そして、兄を崖の上までピクニックに誘います。
鉄釘入りの餅と格闘する横で妹は美味しそうにパクパクと鉄釘なしの餅を食べます。
同じ餅を食べていると思っている兄は妹の事が恐ろしくなり、崖から転落してしまいます。
それ以来、この日にムーチーを食べて厄払いをするようになったと言われています。
また、首里金城町には鬼餅伝説の場所として「内金城御嶽(うちかなぐすくうたき)」格式高い拝所があります。

作り方

タウンネット 沖縄旧暦行事 ムーチー

この時期になると、スーパーではムーチーの特設コーナーが設置されます。
餅粉、マッシュ(加えるとふっくら仕上がるそうです)、紅芋粉(餅粉と混ざっているものもあります)。また、直近になるとカーサの葉も販売されます。
(保育所等でクッキングの日があると、持ち物リストに「ムーチーの葉」とあり、びっくりする方もいるようです。)
餅粉に好きな砂糖を好きなだけ加え(あまり入れると餅がやわらかくなり食べにくくなります)耳たぶくらいの硬さに調整し、10分~15分こねます。こねればこねるほど美味しくなるそうです。
月桃の葉の裏側に生地を置き、葉の根本から折り、葉の先を折り、左右を折ります。
月桃の葉ですが、若い葉だと包みやすいそうです。
また、一度葉を濡らしたり、薄く油を塗ると食べる時に餅が葉から剥がれやすいそうです。
結ぶ紐ですが、月桃の茎をつかったり、藁を使ったりしますが、最近のスーパーなどではビニール紐で代用されています。
準備ができたら蒸し器で20分程蒸して完成です!
蒸し器がない家庭でも、フライパンや底の深い鍋で代用できます。
また、食べ終わったムーチーの葉は十字に結び軒から下げて魔除けとしたり、蒸した時の煮汁を屋敷の周囲に撒くとよいそうです。
★月桃の茎で紐を作る場合。
結べる程の長さに切った茎を5ミリくらいに裂いてレンジで加熱します。加熱すると紐が頑丈になり、切れにくくなるそうです。

最期に・・・

今年は旧暦の12/8が1/20日の平日にあたるため、共働き世帯ではご家庭でムーチー作りは難しいかもしれませんが、週末に作ってみてはいかがですか?
常温で2~3日の保存が可能ですが、冷凍も可能ですよ♪


処理時間:0.08011秒