琉球の位階・身分 (りゅうきゅうのいかい・みぶん)
官職 - 制度 -
【身分】
■王族、上級士族、一般士族、平民に分かれ、位階で身分が決まるのは上級、一般の士族のみ。
■王族と平民は位階の上下に位置し、位階の階級はあてはめられない。
■平民の呼称については、町百姓(町民)、田舎百姓(農民)、筆算人(地方役人)などに分けられていた。
儀間真常 (ぎま しんじょう)
人物 - 政治家 -
■麻時嘗・儀間親雲上真命の三男。
■唐名:麻平衡(まへいこう)。童名:真市。名乗:真常。→麻平衡・儀間親方真常。
■野國總管が1605年に中国から持ち帰ったサツマイモを県内に広め庶民の食を助けた。後にサツマイモは琉球から薩摩に伝わり日本全国に広まった。
■薩摩より木綿種を琉球に持ち込み、木綿織りを広め琉球絣(かすり)の基礎を作った。
■サトウキビを県内に広め現代につながる砂糖産業の基盤を作った。
■奥武山にある世持神社に、蔡温、野国総管とともに産業の恩人としてまつられている。