舜天王統・初代王、初めての中山王(琉球国王)。
[人物] [中山王]
生没年:1166-1237
■琉球国中山王。
■居城は浦添城。
■在位:1187年~1237年
■「
中山世鑑」(1655年)や「
中山世譜」(1701年)といった正史では、初代琉球国王と位置づけられている。
■舜天の父は「
中山世鑑」や「
おもろさうし」、「鎮西琉球記」、「椿説弓張月」などでは、保元の乱で流罪となった源為朝(鎮西八郎為朝)で、母は大里按司の妹とされている。
■幼名を尊敦(そんとん)といった。
■15歳で浦添按司となる。
■22歳(1187年)の時、謀反を起こし中山王に就いた
利勇を討った功績により諸侯の推挙を受けて中山王となった。
■歴史的資料としては国王頌徳碑(石門之東之碑文)(1522年)や浦添城の前の碑文(1597年)にその名をみる事ができる。
■実際には王ではなく按司と称していたと考えられる。
writer:大蔵 登録日:2013/7/26