曇り空…那覇空港出発 2013年4月16日天気曇り 8時半に那覇空港着。 石垣島への出発便は9:25である。 事前に調べたつもりがなぜか9:55分と勘違いしており、危うく空港に着いているのに乗り遅れるというところであった。 [ページトップへ] 那覇空港→石垣空港 機内にて 今回ANAのプレミアムクラスを利用したので写真のような食事がもれなく付いていた。 朝食時間を過ぎた便なので、 サンドウィッチをメインにした軽食なのだがかなりのボリュウムが有り、 アルコールを含めた多彩なドリンクがついて、今回は通常フライト料金に1,000円程度の追加で楽しめた。 各種サービスなど詳しくはANAのページを確認いただきたい。 ■ANA国内線プレミアムクラスのサイトへ 食事とコーヒーを楽しんでいる間に飛行機は早くも宮古島上空を通過してすぐさま着陸態勢に入ってしまった。 どうせならもっと長いフライト時間で楽しみたかったなぁ。 [ページトップへ] 到着!石垣島空港「南ぬ島 石垣空港」 石垣島空港「南ぬ島 石垣空港」(パイヌシマと呼ぶ)は今年の3月にオープンしたばかりのピカピカの新しい空港である。 以前の空港が市街地近くにあり便利だったのだが、新空港は白保地区にあり市街地からは約30分の距離となって 少々不便になったということだがこれだけ立派な空港を市街地近くに作るには少々無理があるし致し方ないことだろう。 到着ゲートをくぐると、JAL側、ANA側でタイプの違う椅子が数多く並べられた空間が広がる。「スターバックス」や ジェラート専門店の「石垣島ミルミル本舗」、石垣牛のステーキが味わえる「いしなぎ屋」などオープンスペースで数こそ多くはないが 石垣島の食材を味わうことができる。 もちろん、お土産コーナーも充実しているのでこちらで帰りに買い揃えるのも良いだろう。 [ページトップへ] 石垣島の市街地へ移動 南ぬ島 石垣空港で予約してあったレンタカーの送迎車に乗り込みレンタカーを借りる。今回は島内の移動にレンタカーを利用することにした。 事前にインターネットで予約するわけだが、まだ空港が新しいおかげなのか空港内にレンタカーの営業所が無く送迎してもらう必要がある。 無事、レンタカーを借りて市街地へ向かう途中の橋からカヤックの集団発見。橋の下には宮良川が流れ、天然記念物のヒルギ林が両サイドに広がっている。 カヤックの集団はおそらく観光客だろうがかなり気持ちよさそうだ。 経験してみたいところだがいわゆる「カナヅチ」なのでいざとなったら躊躇する自分が想像できる。 [ページトップへ] 石垣牛ランチ♪ 石垣島は島内いたるところに牧場がある。市街地を少し離れるだけで牛が放牧されており、草を食む姿を見ることができる。 もちろん石垣島で牛といえば高級ブランド「石垣牛」。 流石にA5等級などはそう気軽に食することができないが、市街地ならいたるところに石垣牛を堪能できるお店が数多く並んでいる。 石垣牛を提供しているお店は八重山農協の文字が入った看板を掲げているのでそれを目印にするとよいだろう。 ここで現地で知ったことだが、石垣島で育った牛が全て「石垣牛」と呼ばれるのではなく、ブランドとして登録された肉が「石垣牛」、 それ以外は「石垣島産」と分類されている。価格は倍以上変わるのだが少なくとも素人の私には見た目での区別はつかなかった。 最も「石垣牛」自体食べたこともないのだが。 そういうわけで、お昼は市街地で港近くにある「石垣島きたうち牧場浜崎本店」でランチステーキ。夜は居酒屋でビールといきたいので、 重めの食事はお昼で決定。しかも、ランチならステーキも安いのではないかという淡い期待もこもっているのも事実である。 ここ「石垣島きたうち牧場」は牧場を経営しており、ワンランク上の長期熟成プレミアムビーフを堪能できるお店である。 とは言え、そのプレミアムビーフはおいそれと手が出るお値段じゃなかったので今回はお目当ての「ランチステーキ 1,800円」を注文。 外の光が奥まで届くほど明るい店内で注文したお肉を炭火で焼いて食べるというスタイル。 お肉に、ライス、野菜、スープに漬物、飲み物がついたセットで男性でも満足できるボリュームだ。 しかし注文したお肉が石垣牛だったかは定かではない。 「石垣島きたうち牧場」 http://krs-beef.jp/ [ページトップへ] 石垣島鍾乳洞 ステーキでお腹も膨れてきたところで次の打ち合わせ予定(実は今回の目的は仕事なのだ)まで 1時間ほど余裕があるのでレンタカーのナビにセットして訪れたのが「石垣島鍾乳洞」。 石垣島最大で日本でも有数の規模を誇る鍾乳洞だ。チケットを購入して入口に向かうとなにやら竜宮城のような建物がお出迎え。 中に入り狭い通路を降りていくと鍾乳洞が広がっていた。 途中に天井からの雫が奏でるエリアやライトアップされたエリアを30分ほどかけて進む。 途中カメラを向けてシャッターを切ったのだが、手ブレがひどく満足できる写真が一枚しかなかったのはご勘弁いただきたい。 唯一の一枚は後ろ姿があのアニメに出てくるキャラクターである。 因みに、斜め前から見た姿もそっくりに見えた。約700メートルの回廊を進むと出口である。 出口にはお土産品店やレストランなどもあるので食事をするのも良いだろう。 「石垣島鍾乳洞」 http://www.ishigaki-cave.com/ [ページトップへ] 玉取岬展望台(たまとりみさき) 2時間ほど打合せを行い、空港へ同行者を送っていくと予想以上に時間があることに気づく。 当初の予定では初日は仕事、翌日に観光なのだがせっかくなので空港へ向かう標識にある「玉取岬展望台」へ向かうことにする。恐らく一本道なので、ナビはセットせずのんびり走ってみた。ほとんど信号のない道を進むと到着。 当日はあいにくの天気で、絶景とまではいかなかったのだが、恐らく500メートルも無いほど石垣島で一番東西の幅が狭いエリアはその場所から確認できた。 その後、その狭い箇所を横切って島の西側に出て南下することにした。 [ページトップへ] 黒真珠の海『川平湾』 玉取岬を通過して南下して川平湾を目指す。 景色の良い海岸沿いにはペンションや別荘と思しき建物が数多いのだが、何より10分以上走っても対向車もほとんど見かけることがなかったほど静かな道が続く。 恐らく別荘を持っていたり移住した人々にとっては天国なのだろう。 そうこうしているうちに川平湾へ到着。 既に日も暮れようとする時間なので他の観光客も見かけることは無い上に干潮に近いのだが、観光パンフレットなどに紹介される景色が目の前に広がっていた。 絶景ポイントから階段を下って浜に降りることが出来る。近寄ってみればいかに透明度の高い海かわかるだろう。 「川平湾」は黒真珠の養殖場で知られる場所である。 もし、時間があるのならグラスボートに乗って海底を眺めて欲しい。それでも、私的には「カナズチ」なので勧めてはみても気乗りはしないのだが。 [ページトップへ] 石垣島ホテル ククル 初日の観光も終わりホテルへチェックインした頃には日も暮れかかっていた。 今回予約したホテル「石垣島ホテルククル」はメインストリートに面し繁華街や離島ターミナルに近い場所にある。 予約はじゃらんの予約サイトを利用して竹富島への往復チケットと朝食がついているプランにした。 改装したばかりなようで、フロントはじめ部屋も綺麗で女性にもお勧めできる内装だ。 ホテル内にギャラリー等も併設されており、ロビー横の朝食会場は夜11:00迄はフリースペースでフリードリンクも準備されるとの事だ。 私としては朝食がかなりお勧めなので詳しくは翌日説明することにする。 ↓じゃらんで宿泊プランチェック 「石垣島ホテルククル 」 ■他の石垣市のホテルをじゃらんでチェック! [ページトップへ] 夜の市街地散策 チェックインも済ませたところで市街地の散策へと出かけてみた。 せっかくなので石垣島地ビールを気軽に入れる店は無いかと歩き出し、市場を抜けていくと、大きなお盆に試食用の生ハムを乗せて店頭から出てくる店員と鉢合わせ。 間髪いれずに「どうぞ」と言われ、つい口にしてみたら「美味しい」感想を言う間もなく別の種類の生ハムを出され口にする。 すると「どうぞよろしければワインも入れるのでいかがです?」ワイン大好きなのでこれには正直困った。 店内に入ると、様々な燻製が並んでいる。入れてもらったワインを片手にそれを次から次へと試食させてもらうと、案の定欲しくなってしまう。 あれこれ悩んだ末に「パンチェッタ」のブロックと「牡蠣の燻製」をお土産に。 しかし、これから食事なので翌日まで預かってもらった。 そのお店の名前は「ぴにおん」 市場通りのアーケードを抜けて次のブロック角にあるお店だ。私は生ハムなどの燻製しか見に入っていなかったのだが店内には様々な物が並んでいた?気がするが・・・ご勘弁いただきたい。 オーナー自ら店頭に立って試食してもらいながら燻製について色々教えて貰える。ぴにおんでしかお目にかかれない燻製も多いので私のようにワイン好きにとっては非常にお勧めのお店である。 「ぴにおん」 http://www.pinion-kikaku.com/ [ページトップへ] 石垣島の串カツ屋「れんがや」 私は出張や旅行でなどで県外へ行くとご当地の地ビールを好んで飲むようにしている。 そんな石垣島にも、「石垣島ビール」があり出来ればそのビールが飲める居酒屋を探していたが先ほどのワインと試食で食べた数多くのハムのおかげで、ある程度空腹が満たされてしまったので、 どこ行こうかと繁華街をさまよっていたら見つけたお店が串カツ屋の「れんがや」である。 カウンターのみのお店で、オープンしたてのお店らしいが次から次へと多くのお客さんで賑わっていた。 沖縄では馴染みが薄いが「二度付け禁止」のソースとサクサクした衣に包まれた串カツがビールとの相性抜群で、串カツ8本と生ビール3杯をいただいてしめて2,000円。 ごちそうさまでした。 石垣島へ行った際は次も寄らせていただきたいと思う。 因みに石垣島地ビールは帰りのコンビニへ立ち寄って部屋で締めの1杯に飲ませてもらった。 市内には生で提供しているお店もありそうなので次回は是非探してみたい。 「石垣島地ビール」 http://ishigaki-beer.com/ [ページトップへ] 地産地消?! ホテル朝食バイキング バイキング形式の朝食はヨーグルトをはじめジャムやソーセージ、ドレッシング等ほぼ全てと言って良いほど石垣島の食材で提供される。 その一つ一つに生産者の名前が入っているなどリゾートホテルのように種類こそ豊富ではないがホテルのこだわりが感じられるので、宿泊の際は是非朝食付きで予約をおすすめする。 [ページトップへ] 石垣島から竹富島へ 今回、ホテルの予約で竹富島へのチケットがセットになっていたので足を伸ばしてみた。 チェックインの際に受け取った引換クーポンを旅客ターミナル内にあるカウンターに持っていくと往復のチケットと交換できる仕組みだ。 竹富島へは片道約10分程度、運行間隔としては30分毎にあるのでかなり利便性は良いだろう。 今回は諸事情で竹富島の紹介は省かせていただくが、島内ではレンタルの自転車を利用することをおすすめしたい。 もっとも歩いても回れる距離なので、写真を撮影しながらのんびりというのも良いのではないだろうか。 [ページトップへ] 異彩を放つ『唐人墓』 午前中は竹富島で過ごして昨夜購入して預けてあったお土産を受け取って帰りのフライトまでの残り時間を回ってみた。 そこで訪れたのが「唐人墓」。観音崎にあり1971年に建設された1852年のロバート・バウン号事件で事件で犠牲になった中国人の慰霊碑との事だ。 詳しい歴史的背景は割愛して、見るからに異彩を放つ佇まいはここが沖縄であることを忘れさせるのではないだろうか。 今回訪れた石垣本島内の観光地は平日のおかげなのかどちらかと言うとひっそりしている印象を受けた。 もっともこれから観光客が押し寄せる夏本番を迎えるわけで、その限りではないかも知れない。 [ページトップへ] 石垣島を後にして・・・つづく。 レンタカーを返して空港へ到着。 今回仕事がメインだったので(もっとも二時間程度の打ち合わせだが)初めての石垣島なのに特に計画して回ったわけではなく、一泊二日の短い期間だが結構楽しめた。 せっかく石垣島へ行くのだから取材して来いという社長からの命令もあったし、最初はもっと短い文章になるかと思ったのだがそこそこのボリュームになってしまった。 残念なのは竹富島の記事をアップできていないこと位か。 まぁこれは追々アップすることにしよう。 夏までにあと数回石垣島へ行くことになりそうなので中身を追加できればと考えている。 [ページトップへ] 今回の旅の情報 【行程表】 那覇空港(9:25発)⇒『南ぬ島 石垣空港』(10:20着)⇒ 天然記念物『宮良川のヒル』⇒ 石垣牛ランチ ⇒ 石垣島鍾乳洞 ⇒ 玉取岬展望台 ⇒ 川平湾 ⇒ ホテルチェックイン ⇒ 夜の市街地散策『ぴにおん』 ⇒ 串カツ屋『れんがや』⇒ 竹富島へ ⇒ 『唐人墓』⇒ 『南ぬ島 石垣空港』~那覇空港へ 【取材協力店】 ◇ぴにおん http://www.pinion-kikaku.com/ ◇串カツ屋 れんがや http://ishigaki-beer.com/ ■石垣島発着 航空会社 ANA/全日空 JTA/日本トランスオーシャン航空 RAC/琉球エアーコミューター株式会社 ■今回利用レンタカー会社 オリックスレンタカー http://www.crosswind.co.jp/ ◇他約40社 マツダレンタカー フジレンタカー 美らレンタカー 南の島のレンタカー 石垣島スカイレンタカー jネットレンタカー まりんふぃ~るどレンタカー 等 ■竹富島フェリー 安栄観光 http://aneikankou.co.jp/ 八重山観光フェリー http://www.yaeyama.co.jp/ ドリーム観光 http://www.ishigaki-dream.co.jp/index.html 往復料金 ◇大人 1,280円 ◇小人 640円 所要時間10~15分 ■石垣島鍾乳洞 入場料 ◇大人 1,050円 ◇小人 525円 鍾乳洞営業時間9:00~18:30 [ページトップへ]