乗船所に集合 2013年10月19日天気晴れ 荷物の量や人数の事、駐車場の事もありピストンで港まで移動する事に。 とまりんに子供と嫁さんと荷物を降ろして、さー友達一家をお迎えに。 えっ…、とまりんじゃないって?? 泊ふ頭北岸?? …ドコそれ? もう家族も荷物もとまりんに降ろしてきたんだけど…間に合う?? しっかりお約束かのようにしょっぱなからミスを犯しつつ何とか泊ふ頭北岸に。 聞けばとまりんから徒歩5分くらいの場所らしく、とまりんに置いてきた家族は荷物と共に自力で 「泊ふ頭北岸船客待合所」に到着していた。 じゃあ僕は氷買ってきますね~。 氷を買って戻ってみると誰もおらず… 待っててくれたIパパが ここじゃないそうですよ ……ふふっ…… 船乗るのって難しいね… ……ふふっ…… 結局「泊ふ頭北岸船客待合所」から少し港の奥に移動したところに渡嘉敷島行きの高速艇の乗り場があった。 皆様、渡嘉敷行の高速艇の乗り場は「とまりん」じゃありません。「泊ふ頭北岸船客待合所」でもありません。 しっかり調べておくことをお勧めします。 ▲渡嘉敷島行き マリンライナーとかしき乗船券売場 ▲渡嘉敷島行き 乗船券売場 内観 ▲マリンライナーとかしき [ページトップへ] 船に乗る なんとか時間的にも間に合い、大量の荷物も積みこみ「いざ渡嘉敷へ~」 9:00出航 高速艇は船内客室と船外客席があり、船に強そうな人とキャーキャー盛り上がりたい人は船外客席に。 わぉ!船内には大き目のテレビも付いていて、シートも新しめ。もちろんリクライニングできます。 船内組は窓にパシャパシャ当たる波と海の近さを楽しみ、テレビや景色を楽しみつつゆったりと… 船外組はまるで絶叫マシンに乗ってるかのような盛り上がり方。 でも、結局どちらも船酔いする人は船酔いしちゃいました。ハハハ…。船に弱い人はとっとと寝る事をお勧めします。 ■フェリーとかしき(所要時間約70分) 往復 大人 3,080円 子供 1,540円 片道 大人 1,620円 子供 810円 …普通自動車の積載料金:往復16,000円。 ■マリンライナーとかしき[高速艇](所要時間約35分) 往復 大人 4,620円 子供 2,320円 片道 大人 2,430円 子供 1.220円 ※これは2013年10月時点の情報です。ご利用の際は当該サイト等で正確な情報をお調べください。 ▲マリンライナーとかしき船内 [ページトップへ] 渡嘉敷島到着 ▲渡嘉敷港 数人の船酔いを生みつつ船は渡嘉敷島に到着。船から島を見るともっこり盛り上がった山の多い事に気づく。 (最高峰は赤間山:標高227m) う~ん、これはすごい高低差だな…。歩いて回れるかと思ってたけどまず難しそう。 渡嘉敷は東海岸に位置し港のある「渡嘉敷地区」と 南北のほぼ中央部西海岸にある「渡嘉志久地区」 そして同じく西海岸にある「阿波連地区」の3つの部落がある。 ▲阿波連に向かう山の上から見える海。標高高~い。 僕たちは阿波連地区のはずれの山の上にある「トカシキゲストハウス」というコテージ一棟貸しの宿を選んだ。 8人が一緒に泊まれて一泊2万円と割と手頃だったのと、 ロフトがあったり、炭火でバーベキューができたり、広場が隣接していたりと子供たちが喜びそうな要素が 多かったのが一番の理由。でもビーチ目的でくるなら阿波連か渡嘉志久を狙った方がいいかもしれない。 トカシキゲストハウスでも「ビーチに行きたい」と伝えておけばビーチまで送迎をしてくれるサービス付きだが ビーチから歩いて戻ろうと思うと、ちょっとした山登り並みの試練を覚悟しなくてはならない。 ■トカシキゲストハウス http://www.tokashiki-guesthouse.com/ □宿泊料金 1泊1棟20,000円(4月27日から5月6日まで:25,000円) □収容人数 10人まで宿泊可能 □送迎 渡嘉敷港への送迎、ビーチへの送迎などお願いできます。 調理器具や食器、電子レンジなどが充実してます。 またバーベキューセットも1台1,000円で借りる事ができます。 (自炊する場合、食材は那覇から持ってくることを勧められます) テレビはありません。バスタブもありません。 ※これは2013年10月時点の情報です。ご利用の際は当該サイト等で正確な情報をお調べください。 ▲トカシキゲストハウス外観。 ▲トカシキゲストハウス内観。 ▲すぐ目の前は森~。ハブでそ~。 ▲ハブ除けの金網に囲まれてます。 ▲隣接する広場。マジ広~い。子供たちはじっとしてられず、速攻広場に。 ▲長~いローラー滑り台。広場の奥に発見。 [ページトップへ] 阿波連ビーチに 子供達が広場で遊んでる間、大人は協力して荷解きと海に行く準備。 コテージの管理人山本さんに連絡してビーチに連れて行ってもらう事に。 車だと10分かかんないんだけどね~。 ▲このワゴン車で送迎。8人でも広々です。 天気予報では雨だったけど晴れてよかった~。お母様方と荷物の為にパラソルを借りている間に子供たちは 海にまっしぐら。 砂は白砂でとてもきめ細やか。山や無人島に囲まれたリーフは波も静かめ。ちょこっと泳げば群生する珊瑚礁も みれるので、子供たちを浮き輪に乗せて引っ張って見せてみたりしました~。う~ん。これはお勧めだ。 観光客も少なめで、ビーチに陣取る場所がないなんてこともなかったし、のんびり海を楽しむのにはうってつけです。 沖縄本島のビーチもあちこちいったけど、これは小さな離島ならではだな~。 ▲阿波連ビーチ。 [ページトップへ] バーベキュー 4時過ぎまで目一杯、海で遊んでから「バーベキューの準備って時間かかるよね~」ってことに気づき 「着火剤買わないとじゃない?」ってことにも気づき、早速海から引き揚げ買い物に。 先述の山本さんに迎えに来てもらって「商店ってありますか?」ってきいたら阿波連近辺には新垣商店しかないとの事。 早速たちより着火剤を購入。 ▲新垣商店。阿波連で唯一日用品が手に入るお店。 コテージに戻って炭火起こしに挑戦。渡嘉敷で食材を準備するより那覇から持ち込んだ方がいいと聞いていたので 8人分の大量の食材は揃っている。問題は上手く火がおこせるか。 曇り空だったこともあって火が付く頃にはどっぷり日が沈み…。でも何とか着火に成功。 みんなでおいしくバーベキューを楽しみました。 (わー、写真がな~い。ついついマジ飲みして写真撮るの忘れてた~。という訳でここは端折る) ▲炭火起こし。今はまだ空は明るいんですが… ▲まだ火はつきません ▲やっと火が付きました。煙がでてないでしょ。 ▲やはり山荘って雰囲気あるよね~。 [ページトップへ] 今日も海~ 夜は結構降っていた雨も朝には止み、今日も海に行けそう。 朝食作りを子供達に頑張って貰い、支度をしてまた海へいくぞ~。 チェックアウトもあるので荷造りもしっかりして… 食べ物や炭などが減った分帰りの荷物は少し減って楽に。 ▲子供達の頑張った朝食~。 海に到着すると昨日にも増して晴天! この日は神奈川から高校生の修学旅行がきていて結構にぎやかな海でした。 砂山を作ってトンネルを掘ったり、 展望台に上ったり、 サンゴ礁を見に行ったり、3時過ぎまで海を満喫。 帰りの船は17:00に渡嘉敷港を出発なので遅れないように気を付けないと…。 [ページトップへ] 阿波連の町を散策 ビーチから引き揚げ、シャワー(有料)を浴びてひと心地。渡嘉敷港まで送ってくれるハズの山本さんとの待ち合わせまで しばらく時間があったので阿波連の町を散策する事に。 とはいえ、ほとんどのお店や宿、食事処はビーチ前のストリート100メーター以内に集中しているので、 ぐるっと1ブロック回ってくるといった感じなのだが、なぜか全員ぞろぞろと…。まあ、座って待っててもつまんないしね。 ▲ビーチ前のストリート …100メートル…も、ないかな?あるかな?。 ▲マリンアミューズメント.co. …マリンスポーツのレンタルや水中遊覧船サブマリン号にのれます(大人3,150円 子供2,100円 幼児500円) ▲アイランズ・トリップ …シーカヤックにのりたければこちら。 ▲青少年旅行村 …ビーチ直結のキャンプ場。シャワー(有料)もある。 ▲ペンション&マリンサービス「サザンクロス」 …ビーチに隣接する宿泊施設。海の家もある。 ▲シーサイドレストラン「オクトパスガーデン」 …カクテルやビール、料理の楽しめるレストラン。無人島渡しやマリン用品レンタルも。 ▲一休 …ソーキそば、カレー、チャンプルー、ラフテー丼などの食事ができる。 ▲ペンション「ニライカナイ」 ▲喰呑屋「バラック」 ▲民宿「しおさい」 ▲けらま荘 …メイン・ストリートからちょっと入ったとこに発見。でもいい感じ~。 ▲かりゆしレンタルサービス渡嘉敷島 …バイク、自転車、レンタカーのレンタルや、トレーラーハウス型コテージを提供。 ▲気になる看板を発見。アイラス株式会社 …へ~。那覇~渡嘉敷を63,000円でヘリコプターで運んでくれるんだ~。 8人でぞろぞろ阿波連の町を散策していたら、たまたま山本さんが通りかかった。 おぉ~。なんという偶然。もちろん気軽に乗せてもらい、阿波連ビーチに放置してきた荷物を拾いに。 さて~、渡嘉敷港に向かいますか~。 [阿波連地区のその他の宿泊施設] (じゃらん.net提供) ・ シーフレンド …阿波連ビーチに隣接。レンタカー、ダイビング、居酒屋と一式揃ってます。 ・ ケラマテラス …フレンチディナーも楽しめるプチリゾートホテル。高級感が欲しければココ。 ・ リーフイン国吉 …ダイビングサービスも併設しているのでダイバーならココ。 [ページトップへ] 帰路 荷物もピックアップし渡嘉敷港に向かう。海の町から山を越えて行く。 途中に渡嘉志久の町が見えるポイントを発見。そうそう、昨日ここら辺通った時から気になってたんだよね。 「山本さん、あれ渡嘉志久ですか?」もちろんどう考えてもそうなんだけど、この山の間から見える ポツッとした感じがいいんだよね。「写真撮らせて~車停めて~」とワガママをいい撮ったのがこの写真。 ん~。今度来たらちゃんと渡嘉志久にもよってみようと思う。 [渡嘉志久地区の宿泊施設] (じゃらん.net提供) ・ とかしくマリンビレッジ …ビーチフロントに建つホテル。一歩出たらすぐビーチ。 ▲渡嘉志久 遠景 渡嘉敷港について山本さんにお礼を言ってお別れし、まだ時間があるので港の施設をウロウロ。港の入口にある お土産屋さんでお土産を買って、アイスクリームを買い食いして…。 ▲渡嘉敷港の待合所 …建て替えたばかりなのかかなりきれい。 ▲渡嘉敷港の待合所 …ちょっとしたお土産も売っている。 ▲渡嘉敷村歴史民俗資料館 …港の敷地入口に資料館を発見。一階はお土産屋さんになっている。 ▲資料館下のお土産屋さん …これ2つのお店が入っているそうです。色々お土産はあるんだけど、その多くが沖縄本島製造品。う~ん、渡嘉敷産のお土産が欲しかったな…。 そうこうしているうちに那覇からの高速艇が入ってきた。ささ、みんな迎えの船が来たよ。 乗り遅れないようにね~。ちゃんと8人いて荷物がある事を確認して乗船。また30分ちょいの船旅です。 帰りの船は行きよりも船酔いがひどく大変なことに…。「いや~渡嘉敷良かったね~」などと話しかけても 笑顔が出てこない状態…。Iさん一家は船酔いを覚ますべく歩いて帰るとの事。 み、みんな~、無事に帰ってね~。 渡嘉敷島~またくるからよ~ (おしまい) [ページトップへ] 今回の旅の情報 ◇渡嘉敷島データ 役場URL http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/ 【人口】約740人 【面積】15.31 km2 大きな地図で見る [ページトップへ]