武寧 (ぶねい)
人物 - 中山王 -
■琉球国中山王。
■在位:1396年~1405年。
■居城は浦添城。
■察度王統・初代王、察度の子。
■神号は中之真物(なかのまもの)。
■明より中山王に琉球で初めて冊封された王とされる。
(父、察度が初めてとする説もある)
■察度王統最後の王。
■1405年、沖縄統一を目指す尚巴志・思紹親子が襲来、配下の裏切りもあり、居城・浦添城を下城し、中山王国は滅亡した。
■実際には王ではなく按司と称していたと考えられる。
瀬長亀次郎 (せなが かめじろう)
人物 - 政治家 -
■出身:現・豊見城市
■政治家以外の経歴…
名護町助役→沖縄朝日新聞記者→毎日新聞沖縄支局記者を→にうるま新報(現琉球新報)社長。
■政治家としての経歴…
那覇市長(1期)、沖縄人民党委員長、立法院議員(3期)、衆議院議員(7期)、日本共産党副委員長。
■投獄歴…
1932年、丹那トンネル労働争議を指導し治安維持法違反で初めての逮捕・投獄。
1954年、沖縄人民党事件で逮捕投獄。
■戦後、沖縄人民党の結成に参加し、米軍に対する抵抗運動を行った。返還前は立法院議員や那覇市長を歴任したが、占領軍により被選挙権を剥奪され那覇市長の座を一年足らずで失う。返還後は立法院議員3期、衆議院議員(日本共産党党員)を7期務めた。
晩年はその活動を認められ数々の賞を受賞している。那覇名誉市民、豊見城名誉村民。